こんにちは。箕面市認可の陽だまり保育園です。
今回のテーマは小規模保育園のメリットについてです。
私たちも我が子を育てるうえで、どういった保育園を頼るのかを模索した際に
「何が違うの?」がわかりづらく困惑したものです。
我が子を預けるということには、泣き叫ぶ我が子に後ろ髪をひかれますし、
この保育園でいいのかな?とぬぐい切れない不安が常にあると思います。
そこで今回は小規模保育園の特徴や注意点についても解説していきます。
まず、保育園は大きく2パターンに分類されます。
小学校に入学する直前(5歳児)までの保育を確約される「保育園」
2歳までの保育が確約される「小規模保育園」の2パターンに分かれます。
認可外施設も含めるともう少し多岐に分かれますが、今回は小規模保育園についてご説明します。
小規模保育園のメリットについては大きく10項目です。
・保育者の配置が多い
・一人ひとりに合わせた保育が期待できる
・子どもたちと先生の距離が近い
・子ども一人に関わる大人の人数が多い
・異年齢児と交流ができる
・専門性が高く、2歳までのプロである
・お散歩の頻度が多く、健やかに育つ
・園外活動を通じて居住地域の学びが深まる
・3歳時点での選択肢が増える 保育園と幼稚園
・連携園への転園が容易になりやすい
小規模園には沢山の魅力が詰まっています。
保育者の配置が多い
小規模保育園では、保育園基準+1名の保育士の配置が義務化されています。
有資格者が増えることで、より安全でより手厚い保育が可能になります。
一人ひとりに合わせた保育が期待できる
少人数での保育が基本となるため保育士の目が届きやすく、一人ひとりの特徴を把握したうえでの保育が可能です。
人見知りが激しい、好き嫌いが多い、よく泣く、よく笑う、音楽が好き、お絵描きが好き、
個性を生かすことが期待できます。
子どもたちと先生の距離が近い
保育園に比べると保育士の人数も多くなく、
子どもたちにとっては「よく知った保育士さん」が身近にいる状態です。
小規模保育園は保育士・調理師総出で園児の名前を憶えてお話します。
子どもたちにとっても親しみやすい雰囲気ができやすいです。
子ども一人に関わる大人の人数が多い
クラス分けの垣根を越えた交流が日常的に起きるので、
先生は担当していない子どもたちのことも把握しています。
沢山の先生が話しかけますし、交流が増えることで他人との関りも受け入れやすくなります。
異年齢児と交流ができる
クラス分けはされていますが、合同保育の時間も多くあります。
こういった交流で「お兄ちゃんやお姉ちゃん」「弟くんや妹ちゃん」のような
仮想の体験を通じて家庭にはではできない環境であっても経験することができます。
専門性が高く、2歳までのプロである
対象園児が2歳までなので、2歳までの保育知識を日々深めています。
また地域やオンラインでの研修にスタッフが積極的に参加できる環境を整えることで
2歳までの保育に特化したプロフェッショナルであり続けています。
年齢ごとに適した保育を提供するため、2歳までに特化した知識を豊富に備えています。
お散歩の頻度が多く、健やかに育つ
園庭を備えていない場合が多く、園外に出向くことが多いです。
公園まで、畑まで、図書館まで、線路まで、消防署まで、
とにかく沢山歩きます。目的地でも沢山遊びます。
健康的に過ごせますし、多様な環境に触れることで豊かな感受性が養われます。
園外活動を通じて居住地域の学びが深まる
地域にある沢山のものに触れて経験を蓄積していきます。
小規模保育園に預けていると
「え?そんなところまで行っているの?」と驚くことも出てくるでしょう。
3歳時点での選択肢が増える
小規模保育園では「連携園」と呼ばれる
3歳から受入れ可能な保育園や幼稚園と提携している場合があります。
この場合様々な特色を有する複数の園の中から、
親御さんの働き方やお子様の成長度合いに合わせた園の選択が可能になります。
また連携園の多くは希望通りの入園が可能な場合が多く、「入園できないかも」という不安がありません。
いわゆる「3歳での保活」には悩まなくて大丈夫です。
連携園への転園が容易になりやすい
通常の保育園では5歳まで在園することが既定路線なので、転園することは想定されていません。
何らかの理由で転園する際はご自身で転園先を探すことになり、
しかも確約された選択肢は一つもない、ということも起き得ます。
小規模保育園では3歳からの転園を確約している連携園を有している場合が多く、
希望の園があるのであれば、連携できている小規模保育園を見つけることも選択肢の一つです。
いかがでしたでしょうか。
現在では様々な特色や特徴を有した小規模保育園ができてきています。
お子様を安心して預けるための参考にしていただけたら嬉しいです。
陽だまり保育園では、子どもたちの笑顔をご家庭まで届けることを大切にしています。
小規模保育園についての疑問については、お問合せフォームよりご意見お寄せください。
可能な限りお答えさせていただきます(^^)